劇団砦　第８回本公演『匹如身ー最後の団欒』

作：椎名晏子

演出：志水良旺

昭和のある時期、ある町に、ある家族が住んでいました。
家族は、ほんの些細なことから、その当時、社会問題となっていた
サラリーマン金融、所謂サラ金に手を出してしまいました。

サラ金の中には、暴力団と裏で繋がっている悪質な業者が多数存在した。
サラ金は、金に困っている者に法外な金利で過剰に金を貸し付け、

情け容赦ない取り立てを行いました。
サラ金に手を染めた者たちは、地獄に突き落とされ、夜逃げしたり、
自殺に追い込まれたりして、家族は無残に崩壊するのが常でした。

さて、この家族の行く末は・・・。
それでは皆さんを昭和のあの時にお連れいたしましょう。

照明：松井裕子

音響効果：竹内範之

音響操作：菅野大地

舞台写真：中川忠満

制作協力：臼田典生

企画・制作：劇団砦